HIV・AIDSとは
エイズ(AIDS)とは、HIVというウィルスによって生じる病気です。HIVウィルスは主に細菌やウィルスなどから人の体を守る働きをしているリンパ球の一部(CD4陽性Tリンパ球)に感染して、そこに住み着き増殖します。その後数年から10数年もの間、徐々に多くのリンパ球にひろがり、リンパ球の減少が進み、体の抵抗力が極度に低下した時、エイズ(AIDS)が発症します。
HIV・AIDSの症状・診断
1)HIV感染初期の症状
HIVに感染して2−4週後に39℃前後の発熱、のどの痛み、頚部のリンパ節の腫れ、発疹、下痢などが生じます。特に発熱やのどの痛みは高頻度に認めます。その後自覚症状のない無症候期に入り、平均して約10年続きます。
2)エイズ(AIDS)
数年から10年後にリンパ球の減少が高度になるとAIDSを発症します。AIDSは日本語で後天性免疫不全症候群といいます。体をいろいろなウィルスや細菌などから体を守る働きを免疫といい、それが機能しなくなった状態がエイズです。通常は抵抗できるはずのウィルスや細菌などに感染してどんどん体が弱っていきます。一度AIDSを発症すると、その死亡率は非常に高いものとなります。